携帯端末やPCからほぼ全ての機能をワイヤレスで操作可能。操作性や音質にも妥協はなく、どこからでも高品位なミキシングが行えます。 オペ席に縛られない自由なミキシングを。「Ui Series」なら実現できます。
• 市販のタブレットやスマートフォン、PCをWi-Fiで直接接続して、ほぼ全ての機能をワイヤレスで操作可能。どこからでも自在にコントロールできるので、機器の設置場所に制約がある場合や機器を目立たせたくないシーンに最適です。さらに、ステージや客席などで、実際の音を聴きながら遠隔操作できるので、設定に掛かる手間や時間も大幅に削減できます。
• Wi-Fiでの接続には2.4GHz帯を使用。Ui24Rは、混雑の少ない5.2GHz帯も選択できます。さらにUi24Rは、正面に加えて右側面にもアンテナを装備し、どの方向から操作しても通信が途切れにくくなっています。
• 端末とは、有線LANや外部ネットワーク機器経由でも接続できます。さらにUi24Rは、本体に直接ディスプレイやマウス、キーボードをつないで、端末なしで操作可能です。
• 端末は最大10台までワイヤレス接続可能で、1台のUiを異なる場所から同時に操作できるのはもちろん、1つの入出力の異なる情報を複数の端末で同時に表示させることもできます。ワイヤレス接続した端末と有線LAN接続した端末で同時に操作することも可能です。
• 本体からコントロール機能を除外したことで、極めてコンパクトなボディーを実現。わずかなスペースに設置でき、仮設PAでも持ち運びにも困りません。Ui16とUi24RはEIA4Uのスペースにラックマウントもできます。
iPadに表示された操作画面
Ui24Rは2本のアンテナを装備
1つの入出力の異なる情報を複数の端末で同時に表示可能
• Wi-Fiアクセスポイント機能を内蔵し、別途ネットワーク機器を用意することなく端末と直接ワイヤレスで接続可能。接続の設定も、電源を入れて端末からUiのネットワークを選択するだけで簡単です。
• 操作画面は、接続した端末のwebブラウザーで指定のURLを開くだけで表示されます。専用のアプリやソフトは不要です。主要なOSに対応しているので、どの端末からでも同じデザインの画面でコントロールできます。
• 操作画面はSoundcraftデジタル・ミキサーの優れた操作性を踏襲し直感的なコントロールを実現。割り当てられている機能に応じてフェーダーの溝の色が変化する「フェーダーグロウ」も受け継いでいます。
• 2種類の操作画面が用意されており、端末の画面サイズによって選択可能です。
Wi-Fiアクセスポイント機能を内蔵
フェーダーの溝の色が変化する「フェーダーグロウ」
小さい端末用の操作画面
• Ui24Rは、放送局用の高品位ミキサーで定評のあるSTUDERが開発したマイクプリアンプを搭載し、音質が向上しました。
• 全ての入力に、定評あるdbx製のHPフィルター、4バンド・パラメトリックEQ、コンプレッサー、ゲートを装備。マイク/ライン入力はLPフィルター(Ui24Rのみ)やディエッサーも備えています。出力に搭載された、31バンド・グラフィックEQ、HP/LPフィルター(Ui24Rのみ)、コンプレッサー、ゲートもdbx製です。EQの設定画面にはリアルタイムアナライザーで信号の波形を表示させることもできます。さらに出力には、最新モデル「AFS2」のアルゴリズムを採用したdbx製のハウリング・サプレッサーも備えており、音質への影響を抑えながら素早く的確にハウリングを除去します。
• 世界的に評価の高いリバーブを始め、ディレイ、コーラスなど、3または4基の高品位Lexicon PRO製エフェクト・プロセッサーを搭載。各プロセッサーは専用のバスを備えており、処理後の信号はFXリターンとして立ち上がるため、全てのバスに出力可能です。Ui24Rは、マイク/ライン入力、AUX出力、MIX L/R出力に、それぞれ個別にディレイを設定することもできます。
フィルター、パラメトリックEQ、ディエッサーの設定画面
コンプレッサーの設定画面
グラフィックEQの設定画面
ハウリング・サプレッサーの設定画面
エフェクト・プロセッサーの設定画面
• Ui12は8系統、Ui16は12系統、Ui24Rは20系統のマイク/ライン入力端子を装備。ファンタム電源の供給や位相の反転を個別に切り替えられるうえ、2系統はハイ・インピーダンスに対応しギターやベースを直接接続できます。DigiTechのアンプ・シミュレーターも利用でき、外部エフェクターなしでMarshallやFenderを始めとした多種多様なギター/ベース・アンプのサウンドを再現可能です。
• MIX L/R出力はXLRと標準フォーンの両方に対応しています。AUX出力はXLRで、Ui12は2系統、Ui16は4系統、Ui24Rは8系統搭載。Ui12とUi16は、ヘッドホン端子を切り替えてAUX出力を2系統増設することも可能です。Ui24Rは1系統ごとにAUXをマトリクスに切り替えることができます。
• USBメモリーを使って、MP3、AAC、WAV、OGG、AIFF、FLAC形式のステレオ・ソースを再生したり、MIX L/Rバスの信号をWAV形式の音声ファイルとして録音できます。さらにUi24Rは、USBメモリーでは最大24ch、PCでは最大32chの信号が入出力可能で、マルチトラックのレコーディングとプレイバックが手軽に行えます。
• Ui24Rの入力信号は、アナログ/デジタル共に、パッチ機能により任意のchにアサインできます。
• 市販のフットスイッチを接続でき、様々な機能を足元でコントロールできます。
入力ゲインの設定画面
USBメモリーを使用したステレオ・ソースの再生/録音画面
USBメモリーを使用したマルチトラックの入出力画面
パッチの設定画面
• 入力の信号処理機能にはボーカルやギター、ドラムなど、信号の種類に応じたプリセットが、Lexicon PRO製エフェクト・プロセッサーには得られる効果に合わせたプリセットがあらかじめ用意されており、呼び出すだけでセットアップが完了できます。
• 設定したパラメーターは、スナップショットやショーとして保存/呼び出しができるので、曲や演目の変更にも素早く対応。ショーはUSBメモリーに書き出すことも可能で、他のUiで同じデータを簡単に再現できます。
• 多くの信号を1本のフェーダーでまとめてコントロールできるVCAグループ(Ui24Rのみ)やサブグループ、複数の入出力のミュートをボタン1つで制御できるミュートグループ、任意の入出力を一覧で表示できるビューグループを装備。様々なグループをボタン1つで呼び出せるスライドアウトビューも用意しました。各入出力の設定状態や信号の状況を一覧で確認できるメーター画面も用意しています。
プリセットの呼び出し画面
スナップショット、ショーの保存/呼び出し画面
右端に表示されるスライドアウトビュー
メーター画面
入出力端子 | ・マイク/ライン入力 (XLRと標準フォーン(3P)対応の複合型端子):10 ・マイク/ライン入力(XLR) :10 ・ステレオライン入力(RCA) :1 ・MIX L/Rライン出力(XLR/標準フォーン(3P)) :1 ・AUXライン出力(XLR) : 8 ・ヘッドホン(標準フォーン) :2 ・USB(タイプA) :4 ・USB(タイプB) ― :1 ・イーサネット(RJ45) : 2 ・フットスイッチ(標準フォーン):1 |
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バス | ・MIX L/Rバス :1 ・AUXバス:8 ・FXバス :4 |
音響性能 | ・周波数特性:20Hz~20kHz(±0.5dB) ・THD :0.005%以下@1kHz(マイク入力(ゲイン最少)) 0.008%以下@1kHz(マイク入力(ゲイン最大)) ・インピーダンス マイク/ライン入力:1/2ch:4.2kΩ、3~20ch:6kΩ ライン入力 :12kΩ マイク/ライン入力(Hi-Z ON時):600kΩ ライン出力:150Ω ・最大信号レベル マイク/ライン入力:+19.5dBu ライン出力:+20.5dBu ・マイク等価入力ノイズ :-128dBu(22Hz~22kHz、アンウェイト) ・ハイパスフィルター :20Hz~1kHz ・ローパスフィルター :1~22kHz ・パラメトリックEQ 高域 :20Hz~22kHz、±20dB、Q=0.05~15 中高域 :20Hz~22kHz、±20dB、Q=0.05~15 中低域 :20Hz~22kHz、±20dB、Q=0.05~15 低域 :20Hz~22kHz、±20dB、Q=0.05~15 |
AD-DA変換 | 32bit、48kHz |
内部処理 | 40bit浮動小数点演算 |
レイテンシー | 3.2ms(マイク/ライン入力~ライン出力) |
電源 | AC100V、50/60Hz |
消費電力 | 65W |
寸法(W×H×D) | 482×177×163mm(除突起部) |
質量 | 5.1kg |
付属品 | 電源コード、Ui24R追加機能説明書、 Ui Series和文取扱説明書 |
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