TAGO STUDIO TAKASAKIは2024年3月に設立10周年を迎えました。 皆さまの日頃のご支援に心より感謝するとともに、フラッグシップモデルであるT3-01に、「箔一」が誇る伝統的な金沢箔を施した記念モデルをご用意しました。
平成20年から群馬県高崎市と石川県金沢市は "友好交流都市協定" を結んでおります。
設立10周年を記念し、石川県金沢市との文化交流を掲げて本プロジェクトを立ち上げました。
石川県金沢市を代表する伝統産業として、 "金箔" が挙げられます。
金沢箔と呼ばれるその伝統は約450年もの歴史を持ち、昨今に至るまで人々を魅了し続けてきました。
私たちもまた同様に、その美しさに魅せられていく中で、箔一と出会いました。
箔一は金沢箔の歴史と伝統を守るとともに、人々の暮らしの中へ落とし込んできた、金沢箔の文化を牽引する存在です。
そんな箔一が持つ金沢箔の技術と、TAGO STUDIO T3-01 を融合させ、【T3-01 ANV】が完成しました。
【T3-01 ANV】には箔加工の他にも、あらゆる技術がつぎ込まれています。
細部にまでこだわった特別なT3-01をお楽しみください。
金沢市は、金箔の国内製造量の98%以上を占め、金箔の街とも言われています。
この地には400年もの箔打ちの歴史があり、この伝統を守ることが、大きな使命であると箔一は考えています。
しかし伝統とは、ただ守るだけのものではありません。
現代の生活の中で、人々から価値を認められ必要とされてこそ、意味がある。
伝統を守り、人々の暮らしの中へ—————
それが箔一のものづくりへの思いです。
箔を施したハウジングのデザインは、箔一の協力のもと、度重なる試作を経て生まれました。
「T3-01」の特徴である無垢材のデザインを活かすため、竹筒に入れた箔の欠片を振りかける手法を用いて、自然発生的な揺らぎのある装飾を施しています。
この箔加工は職人による手作業で行われており、無垢材の木目と同様に、箔の装飾もまた一つとして同じものがない装飾となっております。
美しい金沢箔との一期一会をお楽しみください。
「T3-01」はプロ専用レコーディングスタジオが手掛けるヘッドホンとして開発されました。
目指したのは "究極のナチュラルサウンド" —————
レコーディングエンジニアやプロミュージシャンが作った音を忠実に再現し、音のプロフェッショナル達の高い要求に応える音を目指しました。
そして、私たちが作り上げたこの音は、国内外のプロミュージシャンや音楽ファンなど、多くの人に伝わり共感していただきました。
「T3-01」は "究極のナチュラルサウンド" が故に、ケーブルの特性を素直に反映させる特徴があります。
そこで、同じ群馬県で世界水準のケーブルを製作している Brise Audio に声を掛け、共同開発が始まりました。
音のプロフェッショナル達が意見を交わし、何度も試作を重ねた結果、「T3-01」の新たな可能性を見出すことに成功しました。
新たな "究極のナチュラルサウンド" をお楽しみください。
「手に取ってくださった皆さまに最大限の感動をお届けしたい。」
そんな思いから【T3-01 ANV】はパッケージにもこだわりを詰め込みました。
外装には桐箱をご用意しました。
桐には木材で最も優れた調湿効果や、防腐・防虫効果があります。
このような天然由来の高い保存性から、桐箱は着物など高価で大切な物を保管するために使われ、古くから日本で愛されてきました。
群馬県で唯一の桐製品専門店である桐匠根津に協力を仰ぎ、専用の桐箱を製作していただきました。
職人の技が詰め込まれた伝統工芸と、桐の美しさをお楽しみください。
さらに内装として、手ぬぐいでヘッドホンを包みました。
この手ぬぐいは "注染" という明治時代から伝わる伝統技法で染められています。
手掛けるのは群馬県で唯一の注染手ぬぐいを製造している中村染工場。
その注染手ぬぐいは群馬県ふるさと伝統工芸品として認められています。
注染の特徴である滲みや揺らぎなどの表情の豊かさをお楽しみください。
ドライバーユニット | Φ40mm |
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形式 | 密閉ダイナミック |
出力音圧レベル | 100dB SPL/mW |
周波数特性 | 5Hz〜40kHz |
最大入力 | 1000mW |
インピーダンス | 70Ω |
質量 | 約321g(ケーブル含まず) |
ケーブル | 1.8m(Y型、着脱式、Φ3.5mm 金メッキプラグ) 1.2m(Y型、着脱式、Φ4.4mm 金メッキバランスプラグ) |
付属品 | ヘッドホンケーブル ヘッドホンバランスケーブル Φ6.3mm標準プラグアダプター ブックレット 取扱説明書 保証書 |
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