私たち人間は、とてもセンシティヴです。人間の聴覚範囲は20Hz - 20kHz間の周波数でありながら、超高音や超低音のほんの僅かな振動によるハーモニクスの変化を知覚することができます。これは音楽再生システムのシグナル・チェーンに生じる振動のインパクトであっても同様です。
全てのアイソレーション用品の役割とその目的は、スピーカー・キャビネットの共振と、デスクトップの表面、床などからの反射、または部屋の共振伝導から引き起こされる振動を抑制することです。ラウド・スピーカーのパフォーマンスを最適化するためには、それら低音から高音までの広範囲な周波数の振動を吸収できるデカップリング(分離)素材が必要なります。
高周波数帯の振動が引き起こす変位現象は、単純なデカップリング素材であっても比較的簡単にコントロールすることができます。しかし、振動の低周波数帯となると話は簡単ではありません。低周波数帯の変位現象を回避するためにPowercellは、低周波振動の吸収するための特殊な混合素材をデカップリング素材に用いています。これにより効果的にバックグランド・ノイズを抑制し、SN比、ダイナミクス、低音の正確性、そして出力全体の透明性を向上させます。Powercellは、プロフェッショナル・スタジオのモニター環境のみならず、HIFI オーディオ・システムにおいても、かつてない透明なリスニング体験を届けます。
「フレキシブル」&「センシティヴ」をコンセプトとするPowercellは、特に低周波数でのキャビネットの特定の周波数共振によって引き起こされる「変位現象」を抑制します。吸収する共振周波数が低いほど、動的なS / N比が高くなります。スピーカーごとに構造設計は異なり共鳴位置は異なるため、スピーカーを鳴らしながらPowercellを置くベストな位置まで前後に動かします。共鳴が収まり「ここ!」となる、個別にベストなポイントはすぐに見つけることができるはずです。またPowercellの高さはわずか2.5cmであり、耳の高さを調整することなく、A / Bテストをより客観的に行うことができます。
Powercell一基あたりの耐過重量は 5 – 8 kgになり、適切な数、位置で支えることで、スモール・モニターからミドル・サイズ・モニターまで良好な結果を得ることができます。
全てのモデル (ベース・システムを除く) : 4基/シングル・キャビネット
SCM20: 4基/シングル・キャビネット
SCM25: 5基/シングル・キャビネット(前2基/中1基/後2基)
SCM45: 6基/シングル・キャビネット(前3基/後3基)
MM27 : 5基/シングル・キャビネット(前2基/中1基/後2基)
Footprint series / MicroMain45 : 4基/シングル・キャビネット
Trio6 be / Twin6 be / shape 65 : 4基/シングル・キャビネット
Focal sm9 : 5基/シングル・キャビネット (前2基/後3基)
Three : 5基/シングル・キャビネット(前2基/中1基/後2基)
KH80 / KH120 / KH310 : 4基/シングル・キャビネット
A14 / A17 / A21 : 4基/シングル・キャビネット
"Moof Powercell インシュレーターにとても満足している。お気に入りのAmphionモニター・システムのサブからトップまでのエナジー・マネージメントがコントロールされ、より良いリスニング環境が得られるようになった。特にトップ・モニターが高さに即して鳴るようになり、少なくない向上を感じているよ。
"- Dan D'Ascenzo - Mastering Engineer (Dan D'Ascenzo Matering / Leftright Audio)
スタッフコメント