DXS15XLFはDZRパワードフルレンジラウドスピーカーとの組合せに最適なパワードサブウーファーです。バスレフレックス設計のサブウーファーは輪郭を損ねない強力な低域再生で、“eXtended Low Frequency”の名のとおり力強く質感豊かな低域とクラス最大レベル136dB SPLの音圧を両立します。
フルレンジのDZRシリーズと同様にDXS XLFサブウーファーも内部処理96kHzの高性能DSPプロセッサーを搭載し、ダイナミックEQを利用しています。
このDSPに含まれるD-XSUB LFプロセッシングは低域の周波数バランスを適正設定するNORMALモード、より低域を強調したい時に設定するBOOSTモード、低域の下限周波数をさらに拡張し、このサイズのキャビネットからは想像できない雷鳴のような重低音を
再生するXTENDED LFモードが設定できます。通常、低周波数のエネルギーは出力が高くなるほど指向性の管理が難しくなるため、ステージサイドのサブウーファーの音圧レベルによってモニター環境に大幅な影響を与える可能性があります。しかしDXS XLFでは2台以上のキャビネット構成でカーディオイドモードを設定することでステージへの低域の音圧レベルを効果的に減少し、客席に放射するボトムエンドを増加させることが可能です。これによってステージモニター環境をクリアに保つことができます。DXS XLFサブウーファーの強力な低音とDZRシリーズのフルレンジシステムを併用することで新たなパフォーマンス性能を生み出します。
ヤマハカスタム設計のLFドライバーは大口径4インチボイスコイル、アルミダイキャストフレームを使用することで最大出力レベルでもスムースな低域再生を実現します。またデュアルダンパー構造によって高い出力レベル時の不要な振動を抑制し非常に高いリニアリティを保ちます。
DXS XLFシリーズエンクロージャーの外装には、非常に高い耐損傷性を備えた耐久性のあるポリウレア塗装を施しており、キャビネットを傷、衝撃、または厳しい気象条件から保護し、長年にわたって外装を維持します。
さらに、握りやすい新しいアルミハンドル、オプションのSPW1キャスターキット、SPCVRスピーカーカバーにより、運搬中の安全性、可搬性がさらに高まります。
形式 | バスレフ型サブウーファー |
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再生周波数帯域(-10dB) | 33Hz - 150Hz |
コンポーネント LF | 15インチコーン |
サンプリング周波数 内部 | 96kHz |
AD/DAコンバーター | 96kHz AD/DA |
最大出力音圧(実測値, 1m) | 136dB SPL *1 |
定格出力 | ダイナミック:1600W *2 Burst (20ms):1300W 連続:1200W |
入出力コネクター | アナログ入力:コンボ x2, ラインレベル(最大 +24dBu), 入力インピーダンス20kΩ アナログ出力:XLR3-32 x2, CH1: THRU(固定), CH2: THRU または DSP出力 その他:データ保存/読み込みUSBメモリー用USB2.0 ホスト 5V 500mA AC:IEC AC インレット x1(V-Lock) |
アンプ駆動方式 | Class-D |
冷却方式 | 冷却ファン, 速度可変 |
消費電力 | 40W(アイドリング時), 180W(1/8)PFC搭載 |
ハンドル | 側面 x2 |
ポールマウントソケット | Φ35mm(深さ80㎜)、M20(深さ25㎜) |
寸法 | 幅:450mm 高さ:587mm 奥行き:600mm |
質量 | 40.0kg |
オプション(別売品) | スピーカーカバー: SPCVR-DXS15X, キャスター: SPW-1 |
その他 | プライウッド, ポリウレア塗装 |
*1: 実測値(peak SPL with pink noise @1m) *2: 各アンプのピーク出力の合計値(AC 100V, 25℃)。プロテクション無し、最小インピーダンスでの実測値 |
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