最大出力20Wのウーファーを搭載した高品質デスクトップスピーカーです。USB、光・同軸デジタル、RCA/PHONO、Bluetooth LDACなど豊富な入出力を備え、PC、スマートフォン、レコードプレーヤーにも対応。3.5インチ木材繊維ミッドウーファーによる豊かな低音と31バンドPEQでの音質調整が可能です。物理ノブとリモコン操作の使いやすさ、サブウーファー出力で2.1chシステムへの拡張もでき、デスクからリビングまで幅広く活躍します。
同価格帯や類似製品の中でも、非常に豊富な入出力インターフェースを備えたアクティブスピーカー製品です。
SBC、AACに加え高音質BluetoothコーデックのLDACに対応しています。さらにBluetooth5.4に対応し、最大990kbpsの高ビットレートオーディオをワイヤレス伝送可能。よりリアルな音質をお楽しみいただけます。
デスクトップ用アクティブスピーカーにとって、内蔵アンプの性能は極めて重要です。
SA1は、SP3/SP3 BTと同様に、テキサス・インスツルメンツ製のTPA3118クラスDデジタルアンプを2基搭載しています。
メインスピーカーとサブスピーカーはそれぞれ2ウェイ駆動され、ウーファー出力最大20W、ツイーター出力最大5Wです。
TPA3118は高い変換効率と低ノイズを特徴とし、オーディオ信号の純度を保証します。
RIAAイコライゼーションを備えたフォノプリアンプを内蔵しており、レコードの音声を忠実に再現します。
SA1をフォノ入力設定に切り替える事で使用可能になります。
入力設定をRCA INに切り替えることで使用できます。
RCAサブウーファー出力を搭載。SUB OUTコネクタを使用してアクティブサブウーファーに接続することで2.1chシステムを構築でき、広い部屋でもより迫力のある低音再生を実現します。
SA1はエントリーモデルとして位置付けられていますが、中低音ユニットはSP3/SP3 BTと同じ3.5インチの大口径ミッドウーファーを採用しています。
このユニットは、FT1でも採用された木製ハウジングと同じ木材繊維パルプ製造プロセスを使用しており、その最大の特徴は豊かな音色にあります。
純粋なパルプ繊維振動板は軽量性と強度を両立し、紙パルプ材料の調整や配合比により振動板の剛性を高め、音色を調整する事が出来ます。
ウッドファイバー振動板の音色は厚みがあり豊かで、中音域のボーカルの密度と感情表現に優れています。
そのため、一部の有名ブランドの高級モニタリングスピーカーでもこの技術が採用されています。
さらに、3.5インチのミッドウーファーには75mmの大口径フレキシブルサスペンションと組み合わせることで、65Hzまでの低音再生を実現しています。
モニターグレードのアルミニウム・マグネシウムダイアフラムドームツイーターを採用し、クリアで鮮明なサウンドを実現します。
ディテール豊かなサウンドで、他に類を見ない快適なリスニング体験をもたらします。
8種類のプリセットサウンドエフェクトと3種類のユーザー定義サウンドエフェクトが内蔵されており、FIIO Controlアプリで調整可能です。
ポップ、ロック、クラシック、R&B、ダンスなど一般的なスタイルに加え、モニタリング用に特化したスタイルカーブを調整し、周波数特性カーブをフラットな直線に補正することで、SA1をデスクトップ用アクティブモニタリングスピーカーとしても使用可能です。
SA1は、類似製品の中でも珍しい31バンドプロ仕様の高精度ロスレスPEQ(パラメトリックEQ)をサポートし、あらゆる入力モードに適用する事が可能です。
FIIOコントロールアプリを使用することで、室内の複雑な残響や定在波によって生じる不均一な周波数応答曲線などの問題に対して効果的に対処が可能となります。
メインスピーカーの右側に配置された2つの大型物理ノブと大型ボタンにより、SA1の操作がより迅速かつ簡単になります。
信号入力ボタンと音量調整ノブ:時計回りに回すと音量が増加、反時計回りに回すと音量が減少します。短く押すと入力が切替わります。
低音調整ノブ:時計回りに回すとベース強化、反時計回りに回すと低音が減衰します。
電源スイッチ:電源オン(長押し)、電源オフ(短く押す)
スカイブルー:RCA入力
ピンク:PHONO入力
緑:AUX入力
紫:光入力
黄:同軸入力
オレンジ:USB入力
青:Bluetooth入力
※Bluetoothモードで接続されていないときはライトが赤と青に点滅し、Bluetoothモードでのペアリングと接続が成功した後はライトは青色のままになります 。
キャビネットには木材繊維を高圧で熱圧縮して作られ、音響特性に優れる高密度MDFを使用(最大12mm厚)。
キャビネットの上部と側面には9mm厚の無垢材風合板を採用し、音の共鳴を効果的に抑え、よりピュアでナチュラルな音質を実現します。
SA1のフロントデザインをシンプルに、より洗練された外観を実現するため、リアガイドチューブ設計を採用しています。
これにより65Hzまで低音域を拡張し、コンパクトスピーカーながら力強い低音を実現しています。
SA1はプロフェッショナル用アクティブスピーカーとして設計されています。
ドライバー、電源、回路の特性に最適化されたクロスオーバーポイントは3.5kHzに設定されており、SA1のサウンド品質を最大限に引き出します。
SA1は、クロスオーバーの柔軟性と制御精度を向上させるため、2ウェイ2次アクティブフィルター回路を採用しています。このクロスオーバー設計は、各ドライバーの信号を互いに分離し、相互変調歪みの低減、ドライバーの過負荷防止を実現し、電力効率を大幅に向上させます。
①スタンバイ
②ミュート
③Bluetooth入力
④AUX入力
⑤光入力
⑥RCA/PHONO入力
⑦USB入力
⑧同軸入力
⑨Bluetooth再ペアリング
⑩前のトラック
⑪次のトラック
⑫再生ボタンと一時停止
⑬ボリュームダウン
⑭ボリュームアップ
※ボタン⑩、⑪、⑫はUSBおよびBluetooth入力でのみ有効です。
SA1は20分間入力を検出しない場合にスタンバイ状態になります。その際、RGBライトインジケーターが赤に変わり、スタンバイ状態になってから20分後に完全に消灯します。
信号入力が検出されると、デバイスは自動的に起動し、RGBライトインジケーターはスタンバイ状態に入る前の色に戻ります。
※省電力モードはデフォルトでオンになっており、自動スタンバイおよびウェイクアップ機能をサポートしています。省電力モードはスマートフォンアプリ「FIIO Control」でオフにすることが可能です。
キャビネットの材質 | 高密度MDF |
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Bluetoothコーデック | LDAC/AAC/SBC |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
スピーカークロスオーバー | 双方向アクティブ電子回路、クロスオーバーポイントは3.5kHz |
ドライバーサイズ | ウーファー:3.5インチ ツイーター:3/4インチ |
ダイヤフラム材質 | ウーファー:ウッドファイバーコーン ツイーター:アルミニウムマグネシウム合金振動板 |
周波数特性 | 65~20kHz |
最大出力 | ウーファー:20W ツイーター:5W |
低音調整 | -6dB~0dB |
入力 | Bluetooth入力、RCA/PHONO入力、AUX入力、USB入力、同軸入力、光入力 |
出力 | サブウーファー出力(SUB OUT) |
USB/光/同軸対応 | USB: 96kHz/32bit 同軸: 192kHz/24bit 光: 96kHz/24bit |
サイズ | 本体:約135.5×155.6×185mm(脚部含む) セカンダリユニット:約129×141.6×185mm(脚部含む) |
重量 | 本体:約1750g セカンダリユニット:約1660g |
付属品 | セカンダリユニット 電源アダプター RCA – 3.5mmオーディオケーブル ユニット接続ケーブル リモコン(テスト用単4電池2本付属) クイックスタートガイド |
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