このイコライザーは、5つのフルパラメトリック・フィルターバンドを2セット搭載し、各バンドでConstant Q(定数Q)とProportional Q(比例Q)の切り替えが可能な革新的な製品です。また、120Vテクノロジーの採用により、無限のヘッドルームと、唯一無二のEQサウンドを実現しています。
全てのツマミは41ステップでパラメーターを操作でき、設定を簡単にリコールできます。
各フィルターバンドは、最大20dBまでブーストまたはカットが可能です。
微調整が必要な場合は、1/4 Gainスイッチを有効にすることで、ブースト/カットの範囲を+/-20 dBから+/-5 dBに狭めることができます。
それぞれのバンドの対応する周波数は広く設定されています。そのため、処理が必要な周波数帯域を2つのバンドで重複してカバーすることが可能です。
帯域幅Q(Bandwidth Q)はベル特性の急峻さを決定します。Qの値が小さいと帯域幅が広く、Qの値が大きいと帯域幅が狭くなります。
目盛りの表示は2つに分かれています。背景が白の値はProportional Q(比例Q)モードを示し、背景のない値はConstant Q(定数Q)モードを示します。
オレンジ色のボタンは、各フィルター帯域のオン/オフの切り替えに使用します。
青いボタンを押すことで、Qモードを切り替えることができます。
Constant Q(定数Q)モードでは、選択した帯域幅にかかわらず音量の変化が常に一定に保たれます。不要な周波数を取り除くのに最適です。
Proportional Q(比例Q)モードでは、振幅(音量)の変化が、帯域幅の広さに比例して自動的に変わります。帯域幅を広げるほど振幅(音量)の変化は小さくなり、帯域幅を狭めるほど振幅(音量)の変化は大きくなります。最小の帯域幅設定では最大振幅値(音量)は±20 dBですが、最大の帯域幅設定では最大振幅(音量)は±2.8 dBまで低下します。この機能によって、繊細でクリエイティブな音作りが容易になります。帯域幅を広げた状態で音量を大きく変化させすぎると、音楽的な響きが損なわれてしまいますが、この機能によって音楽的で非常に扱いやすい調整が可能になります。
この機能をオンにすると、バイパスのオン/オフが自動的に切り替わります。
そのためリスニング・ポジションから移動してバイパス・スイッチを手動で切り替える必要がなく、集中した状態で処理前後のサウンドを客観的に比較できます。
Intervalツマミで、オン/オフのインターバル(時間)を設定できます。
PQは完全に独立したデュアルモノ/2チャンネル of イコライザーとして設計されており、ステレオ信号(左/右)の処理はもちろん、2つのモノラル信号を個別に同時に処理することもできます。
Link機能を有効にすると、片側の操作のみで、両側のLF、LMF、MF、MHF、HF On/Off、およびCon. Q/Prop.Qのパラメーターを一括で操作できます。これにより、ボタン操作一つでイコライザーの両側のフィルターバンドやQ特性をオン/オフすることが可能になります。
Linkモードの工場出荷時のプリセットでは、右側がマスターになっています。この設定はユーザー側で変更可能で、いずれかのチャンネル・スイッチを点滅するまで押し続けると、そのチャンネルがマスターになります。
オレンジ色のボタンは、チャンネル全体のオンとオフを切り替えます。
| アナログ仕様 | アナログ入出力:XLR (balanced) 最大入出力レベル:32.5 dBu 入力インピーダンス:20 kΩ 出力インピーダンス:75 Ω 同相信号除去:-82 dBu |
|---|---|
| オーディオ特性 | 周波数特性 (-3 dB):10 Hz – 100 kHz THD & N (+30 dBu, 1 kHz):0.0005 % ノイズ (A-weighted):-94.3 dBu ダイナミックレンジ:135 dB |
| 内蔵リニア電源 | 駆動電圧(アナログオーディオ):+/- 60 V 駆動電圧(リレー回路・LED):+ 12 V |
| 主電源 | 入力電源電圧:230 V AC / 50 Hz, 115 V AC / 60 Hz ヒューズ(230 V):T 3.15 A ヒューズ(115 V):T 6.3 A 消費電力:最大 100 W |
| 本体サイズ・重量 | W x H x D(横幅 x 高さ x 奥行):482 x 177 x 300 mm 本体重量:15.2 kg パッケージ重量:17.8 kg |
スタッフコメント