1176を始めとしたFETコンプの名機を研究し、各デバイスのテストを重ねて、oz designならではのクリア且つローノイズなハイクオリティFETコンプです。
オーディオ回路にはOZ-1100等でも定評のあるoz designのディスクリートオペアンプOZ-20Hを使用しています。
世の中に数多あるステレオFETコンプでは、コンプレッションするFETのデバイスはほとんど同じものが採用されています。
それには音の面、使い勝手の面で定評があるものの、oz designの音のキャラには少し合わない印象を持っていました。
使えるデバイスを見つけ、それぞれの個体差を選別する為に選別機の製造から行い、唯一無二のサウンドを作り上げました。
サウンドテストを重ねた結果、InputにはJensenをOutputにはCarnhillを採用しました。
oz designのディスクリートオペアンプのクリアさとの相性も抜群です。
ステレオリンクした際の挙動として、左右のレベルマッチングや操作のしやすさから、以下のような挙動としました。
<リンク時にRightの操作がLeftチェンネルに移行し、Leftチャンネルのワンノブでステレオ操作となるもの>
<リンクされるが、LRのどちらか制御回路に大きな振幅が入った方が採用される(LR同じ設定を推奨)>
<リンクされないもの>
OpFET Combinedなどでも好評のVUメーター動作切り替え式を搭載しています。
「GR(Gain reduction)」にてコンプの減衰量を、「Input」にて入力レベルを、「Output」にて処理後の出力レベルを監視できます。
製作する音楽を生きたものにするお手伝いがしたい、という思いから今回も親しみやすいデザインで作り上げました。
猫が手を伸ばした先に、毛糸玉に見立てたOutputノブがあります。
sidechain HPF(ロータリー切り替え) | OFF / 30 / 60 / 90 / 120Hz |
---|---|
Attack(連続可変) | 約0.1msec~11msec |
Release(連続可変) | 約55msec~1.1sec |
Ratio(ロータリー切り替え) | 2:1 / 4:1 / 8:1 /20:1 |
入力インピーダンス | 4kΩ |
出力インピーダンス | 50Ω以下 |
周波数特性 | 10Hz-75kHz ±0.5dB以内 |
ひずみ率(THD+N) | 0.01%以下 (1k / +4dBu)※Comp Off |
入力端子 | XLR(バランス)×2 |
出力端子 | XLR(バランス)×2 |
電源電圧 | 100V |
付属品 | 本体/取説(保証書)/ACアダプタ |
重量 | 約3.5kg |
寸法 | 483mm×88mm×260mm |
スタッフコメント