KTBK-1B

KTBK-1Bは、ダブ・ミュージックの祖であるKing Tubby氏が所有した MCIコンソールに搭載されたパッシブハイパスフィルターを現代に蘇らせた製品です。

彼が所有したMCIコンソールに搭載された赤い大きなノブは、Tubby氏のサウンドを決定づける秘密兵器として知られ、“Big Knob”と呼ばれました。

キング・タビーのビッグ・ノブ（KTBK-1B）は、ダブ・フィルターであり、アルテック 9069Bと同じ本物のトーンを提供します。これは、10段階のステップ式カットオフ周波数を持つ3次可変パッシブ・ハイパス・フィルターで、音のトーンを細かくコントロール可能です。AudioMergeが作り出すKTBK-1Bは現代のスタジオ用に最適化されており、新しいコントロール、モードセレクター、レゾナンスレベル調整機能を搭載しています。

DSP技術を用いて検証され、ハンドメイドのカスタムマルチタップインダクターコイルを採用することで、最も正確な周波数特性を実現しています。当初は、ダイアログやプログラムコンテンツの低周波数を削減し、部屋の共鳴音、ハム、その他の低周波ノイズを軽減するために設計されました。

An Equalizer with Vintage Flavour for the Modern Studio

音楽の品質にこだわる方で、可変パッシブハイパスフィルターの特性を楽しむ方へ。King Tubby’s Big Knob（KTBK）は、1960年代に設計されたヴィンテージイコライザーであるAltec 9069Bと同じ本物のトーンを提供し、音のトーンを細かくコントロール可能です。KTBKユニットには、2つの追加スイッチが搭載されています。モードセレクターとレゾナンスレベルアジャスターにより、フィルターレスポンスを調整し、現代の音楽制作ワークフローに適応させることができます。さらに、DSP技術を駆使して入念な微調整を施し、アルテックのサウンドシグネチャーを高いレベルで再現しています。

KTBK1B Curves

BELL、600、およびNOTCHは異なるモードであり、これらのモードはKTBK1Bを独自の機材に変換し、音楽制作のさまざまな段階での汎用性を高めます。600モードは、オリジナルのAltec 9069Bのレスポンスを再現します。BELLモードは、King Tubbyのサウンドシグネチャーを再現し、挿入損失のないピーク共鳴ハイパスフィルター（HPF）として機能し、ダビング用のスイープ効果に最適で、認識可能なフェーザー効果を備えています。NOTCHモードはAudio Mergeの独自開発で、他の機材では見たことのないレスポンスを実現しています。実際、カットオフとBELLレベルに応じて減衰レベルとQファクターを変化させるVARI-NOTCHのような動作をします。

A Vintage Equalizer

パッシブフィルターは、インピーダンスマッチングに非常に敏感です。当初、Altec 9069Bは600Ωのインピーダンス入力出力（IO）で動作するように設計されました。しかし、AudioMerge KTBK-1Bは、あらゆる種類の機器に対応しつつ、オリジナルのHPF応答を再現するため、モードコントロールスイッチが搭載されています。

Sweep the Sound like a Dub Master

KTBKフィルターでサウンドをスイープとレイヤーし、比類ないサウンドシグネチャーを手に入れましょう。LO-FIトーンでダイナミックなミックスを作成するための完璧なギアです！デジタル化は音楽の録音、制作、処理の方法を変革しました。アナログとデジタルの領域のベストを融合させ、新しい可能性を探求する時が来ました。

Handbuilt with Love and Customized Features

各ユニットの組み立てとその後の検証は、バルセロナにあるAudioMegeの工場で手作業で行われています。マルチタップインダクターは、さまざまなコアとコイル巻き技術を用いた周波数特性と位相歪みの分析に基づき、最も正確なカットオフ周波数を得るためにカスタム設計された要素です。カスタマイズされたステップ式ロータリースイッチは、パフォーマンス中の創造的な自由度を保証するため、非常に滑らかな回転抵抗を提供します。

製品仕様