oz designのMonitor Controllerにはトークバックマイクを入力する端子はありません。
何系統のトークバック回線があるかはスタジオによっても異なりますし、複数回線を入力する際にノイズの問題を最適化するには別機材である必要があったからです。
本機は、2chのマイク入力を有し(ファンタム供給も可能)、すべてのチャンネルにGateを搭載していますので、トークバックをOnにした際に複数マイクのノイズが合算されて大きなノイズとなることもありません。
オペレーションを簡潔にする為に、Gate回路は最適値で固定
アタックリリースを操作可能にすることは容易なことです。しかし、トークバックマイクから入力される音にとって最適な値というのはほとんど決まってしまっています。それらを設定しなくても済むように、実験を行いストレスのないGateのアタックリリース値で固定しました。
操作するのはThresholdだけです。
フットスイッチを用いてモニコンのDsub入力にサミング、単独出力も可能
トークバックのon off切り替えはフットスイッチ(もしくは手元押しボタンスイッチにカスタムも可能)で行います。
背面のTRSにスイッチを繋いでいない場合には常にOnになります。
oz designのモニコンを使用する事を前提として、「マイク入力をDsubの1-2chにサミングするDsub output」、そして「2チャンネルのマイク入力をモノラルXLR output」の2方式が同時に行われます。
後者は主にoz designのモニコンを持っていない方の為のものです。
スタッフコメント