Radial Backtrackは、2つのステレオ入力に接続したオーディオソースの切り替えを瞬時に行うことができるステレオ・バッキングトラック・スイッチャーです。
ライブで再生中のバッキングトラックに異常が起きた場合、もう一方の入力に接続しているバックアップユニットにシームレスに切り替えることができます。切り替えは、本体にあるスイッチもしくはオプションのフットスイッチJR-2を使用します。
主な特長
• 2つのステレオ入力に接続したオーディオソースの切り替え
• 1/4インチTRSフォーンもしくは3.5mmステレオミニの入力端子
• キューイングなどに活躍するソース切り替え可能なヘッドフォン出力
• トランスでアイソレートすることによりグランドループを起因とするハムおよびバズノイズを除去
Backtrackとプレイバックデバイスの接続は、1/4インチTRSフォーンもしくは3.5mmステレオミニ端子で行います。PAシステムに接続するバランスXLR出力は、トランスでアイソレートすることによりグランドループを起因とするハムおよびバズノイズを除去します。パワードモニタースピーカーなどを接続するためのモニター出力も用意されています。
またソース切り替え可能なヘッドフォン出力は、PAシステムへ送られる信号には影響しませんので、キューイングなどに活用できます。
接続例
★トラックのキューイングのためにヘッドフォン出力を使用する
ヘッドフォン出力はPAへの出力に関係なく、いずれかの入力の音を聴くことができます。
★アンプモデリングシステムの切り替え
2基のステレオ・アンプモデリング・デバイスの出力(バランスもしくはアンバランス)をBacktrackに接続します。XLR出力からPAシステムへは、バランス信号で送られます。一方のアンプモデリングが不調な場合でも、JR2で即座に予備のデバイスに切り替えを行います。
スタッフコメント