長きにわたり大変好評を頂いております、ラックタイプのOZ-1100シリーズに基本回路はそのままに500 module版が登場しました。
ヘッドアンプはoz designオリジナルの高精度ディスクリートオペアンプを搭載しています。
数年に渡りパーツや回路は改良を重ね、その能力はAPI2520を凌駕します。
マイクインプットにはLundahlのトランスを搭載しました。
OZ-110は、OZ-1100同様イコライザーやコンプなどの機能は一切備えていません。
シグナルパスがシンプルであることは、音に好影響を与えます。
OZ-1100の機能に加えて、-10dB Padを追加しました。最低ゲインがOZ-1100よりも高く20dBなので、ドラムなどの大きなレベルの入力ではPADが必須になります。
OZ-1100との電源以外の回路的な違いは、PADを搭載した事と出力回路です。
500 moduleはご存じの通り電源が別で必要になります。この電源で最大出力を確保すべく出力回路を変更しました。
モジュールに送り込まれる電源の質は、モジュール側では制御できません。
その為、いかなる電源が来ても最高の電源で動作するために内蔵のレギュレーターを搭載しました。
レギュレーターにはシャントレギュレーターを採用し、電源上流への負荷変動を無くし、電源の質に左右されにくい回路にしました。
GAIN | 20dB~68dB |
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ファンタム電源 | 48V |
Phaseスイッチ | 位相反転 |
Padスイッチ | -10dB |
入力インピーダンス | マイク:600Ω、ライン:1MΩ |
出力インピーダンス | 100Ω以下 |
周波数特性 | 10Hz-100kHz ±0.5dB |
ひずみ率(THD+N) | 0.003%以下 (1k / +4dBu) |
入力端子 | Inst :フォン(アンバランス) |
付属品 | 本体/取説(保証書) |
重量 | 1.5kg |
寸法 | 500 moduleに準拠 |
スタッフコメント