洗練されたサウンド、静寂の中の存在感。アーティストのポテンシャルを余すところなく記録する為にCrossroadsがここに完成しました。
直観的でシンプルなUIの先に求めるサウンドがある為に、内部の固定値は数msec単位で話し合い決定しました。
Output回路はMastering EQ -Masterpiece-でも採用したoz designオリジナルの600Ωバッファ出力を採用しています。
とてもワイドレンジ、壮大で音の余裕が感じられます。ローエンドハイエンドの艶感はこのバッファならではの質感です。
AttackとRelease、そしてコンプの方式Feedback/Feedforwardはプッシュスイッチで選択します。
Opticalのコンプ方式となっており、それそのものが自然なサウンドですが、Mixノブを搭載しましたので、コンプ感も微調整可能です。
すべてのEQ Gainは、センタークリックのCP(コンダクティブプラスチック)Potを採用しました。
LO / HIはシェルビング、MIDはPeakingカーブとなっており、Qの設定も元のサウンドを壊さずしっかりと効いてくれる広めのカーブとなっております。
滑らかで、どこをいじっても甘美なサウンドです。
CrossroadsはDirtyな方向にもサウンドメイクが可能です。Driveセクションではアウトプット直前のサウンドに対して、内部で処理したソフトクリップサチュレーションサウンドをミックスし倍音をコントロールすることが出来ます。
一聴して歪んだようなサウンドではなく、あくまでも上品に歪感を付加するイメージです。
内部のソフトクリップさせる制御信号にもSidechain Internal HPF/ LPFを搭載していますので、シンプルなUIながら細やかな倍音調整が可能になります。
VUメーターのノブを下記の3種に設定することが出来ます。
「GR」・・・コンプレッションのリダクション量
「HA Out」・・・HAを通った直後のレベル
「Global Out」・・・出力直前のレベルを監視する事が出来ます。
GAIN | 26~74dB (Micにのみ有効。LineはヘッドアンプGainはスルーされます) |
---|---|
Compression Section | ・Enable / Disable switch (Comp On/Off switch) ・Attack switch(3msec / 30msec) ・Release switch(100msec / Auto) ・THRESHOLD ・Comp mode switch(Feedback / Feedforward) ・Makeup Gain(0~10dB 連続可変) ・Mix(Dry~Wet連続可変) |
EQ Section | ・Enable / Disable switch (EQ On/Off switch) ・HPF switch (OFF / 30 / 60 / 90Hz) ・Lo Freq switch(80 /150 /200Hz) ・Lo Freq Gain (-15dB~+15dBセンタークリック) ・Mid Freq switch(1.5k /4k /7kHz) ・Mid Freq Gain (-15dB~+15dBセンタークリック) ・Hi Freq switch(8k /12k / 16kHz) ・Hi Freq Gain (-15dB~+15dBセンタークリック) |
Drive Section | ・Enable / Disable switch (Drive On/Off switch) ・Sidechain HPF switch(3kHz) ・Sidechain LPF switch(1kHz) ・Deepen(Light~Deep連続可変) |
入力インピーダンス | Mic 500Ω / Line 20kΩ |
出力インピーダンス | 10Ω以下 |
周波数特性 | 10Hz-100kHz ±0.5dB |
ひずみ率(THD+N) | 0.005%以下 (1k / +4dBu ※全セクションoff) |
入力端子 | Mic Line共にXLR(バランス) |
出力端子 | XLR(バランス) |
電源電圧 | 100V(アダプタ接続) |
付属品 | 本体/専用アダプタ/取説(保証書) |
重量 | 約5kg |
寸法 | 483mm×133mm×260mm |
スタッフコメント