Switch Back M8RX

Switch Back M8RX™（スイッチ・バック・マトリックス）は、直感的に扱える設計と堅牢な機能を備えた、実質2つの製品が1つになったツールです。ミュージシャンは、ライブ演奏、録音、そしてミックスのモニタリングの全てをM8RXひとつで行えるようになります。

M8RXは、ライブ・サウンド、レコーディング、そしてブロードキャストに使用されるパーソナル・インターフェイスであり、かつマルチ・チャンネルのヘッドフォン・モニタリング・システムでもあります。 コンパクトなサイズに収まり、ミニ・レコーディング・スタジオやシンプルな通信システムなどの様々な用途で扱うことのできるオプションを提供します。

System Standouts

- ローカルでコントールできる最大８チャンネルのオーディオ信号（ローカルでの4chアナログ入力とDANTEからの4chデジタル入力）

- DANTEネットワークのソースとして送ることが可能な4chのアナログ入力

- 超低歪を誇る２基のスタジオクオリティ・ディスクリート・マイクロフォン・プリアンプ

- ローカル/リモートで調整可能なマイクロフォン・ゲイン（30-60dB間を6dBステップ）

- +60 dBゲイン時でも0.001% THD+Nが確保される超低歪み仕様の高品質マイクプリアンプ

- ゼロ・レーテンシー・モニタリングに対応するローカル・アナログ入力

- 個体識別を容易にするリモートで選択可能な前面のLEDカラー

- ネットワーク、ゲイン・コントロール、ファンタム電源、LEDカラーを設定できる専用のソフトウェア

- 標準CAT5e、CAT6ケーブルを介して供給される電源とDANTEデジタルオーディオ

- 小型ベルト・クリップ、スタンド・マウント、¼”-20 スレッドのカメラ・トライポッド・マウントに対応

- DANTEネットワーク接続なしでも、小型マイクプリ、アナログミキサー、ヘッドフォンアンプとして動作するスタンドアローン仕様

M8RXに注がれた研究と設計が、それを際立たせます。Hear Technologiesのエンジニア達は、ベルトにぶら下げたり、マイクスタンドに取り付けたり、テーブルに置いたり、多用途に適応する洗練されたデザインをM8RXに創り出しました。スタジオ品質の2基のマイクプリアンプ、2チャンネルのライン入力、4チャンネルのDanteネットワークオーディオ入力/出力からなる合計8チャンネルのオーディオ・ミキシング機能を備えています。２基のマイクプリアンプは、0.001％未満の歪率を誇り、4チャンネルのアナログ入力は、ゼロ・レーテンシーのアナログ・ミキシングとモニタリングに対応します。現在、ほとんどのプロオーディオ機器で標準となっているイーサネット機能として、M8RXには合計４チャンネルのDanteネットワークオーディオの入出力を備えています。

M8RXには、Hear Back PROおよびOCTOシステムと同じ高品質なヘッドフォンアンプに加え、イーサネット・ポート経由でコンピューターに接続できる5ワットのヘッドフォン電源を備えています。ユニットは、イーサネットCat5eケーブルのPoE電力を使用して動作します。 M8RXは米国で製造され、Hear Technologiesに期待される品質を確実に得られるよう万全を期しています。

Features

- 4x4 DANTE (4ch DANTE入力と4ch DANTE出力)

- ヘッドフォンのマスターボリューム

- ユニット前面で簡単に行えるボリュームコントロール

- 各入力チャンネルに対応するデュアルカラー・シグナル/ピーク・インジケーター

- 同軸ボリューム・コントロール・ノブに配置されたローカル入力とDANTE入力が実現する省スペースとシンプルなユーザーインターフェイス

- リモート/ローカルで各マイク入力にそれぞれ送ることができるTrue 48Vファンタム電源

- バーブラウン製24ビット・デルタシグマA/Dコンバーター

- バーブラウン製24ビット・エンハンス・マルチレベル・デルタシグマD/Aコンバーター

- メトロノーム、iPod、外部マイクプリ等のAUXソースを入力できる1/8” アンバランス・ステレオ入力

- XLRバランス入力対し自動的に18dBパッドが入るバランス1/4”入力

- チャンネル1と２に搭載されたマイク/インストルメント両対応のXLR & 1/4” TRS バランス入力

- 100/1000 BASE-T イーサネット

- ローカル・アナログ入力のゼロ・レーテンシーのヘッドホン・モニタリングとグランド・アイソレーションされたPoE電源（Power over Ethenet）での動作

- ユニット背面に隠して配置されたゲイン、ファンタム電源、DANTEステータス・インジケーター

- ユニット背面に合理的に配置されたケーブル接続

仕様

入力A、B (DANTEネットワーク・チャンネル1、2)

・マイク入力構成：モノラル、バランスXLR

・マイク入力周波数応答：10Hz - 120kHz +/- 0.5dB（アナログ入力からヘッドフォン出力）マイク入力THD + N：0.001％@ 150mV入力

・マイク入力IMD：150mV入力で0.004％

・マイク入力X-TALK：-86dBu @ 150mV入力

・マイク入力感度：-64dBu（最大ゲイン）、-30dBu（最小ゲイン）

・ライン入力周波数応答：10 Hz - 120kHz +/- 0.5dB（アナログ入力からヘッドフォン出力）

・ライン入力THD + N：0.001％@ 1V入力

・ライン入力IMD：0.004％@ 1V入力

・ライン入力X-TALK：-91dBu @ 1V入力

・ライン入力感度：13dBu（最大ゲイン）、+ 20dBu（最小ゲイン）

入力C (DANTEネットワーク・チャンネル3、4)

・入力構成：ステレオ、アンバランス1/8 "TRS

・入力周波数応答：10Hz-120kHz +/- 0.5dB（アナログ入力からヘッドフォン出力）

・入力THD + N：0.005％@ 200mV入力

・IMD入力：0.015％@ 200mV入力

・入力X-TALK：-70dBu @ 200mV入力

・入力感度：-10dBu（固定ゲイン）

・IMD：通常0.02％未満

ヘッドホン・パワー（各チャンネル）

・負荷インピーダンス / THD 0.1%以下:

・8 Ohms / 1.2 W

・16 Ohms / 1.6 W

・25 Ohms / 2.0 W

・32 Ohms / 1.5 W

・50 Ohms / 1.5 W

・100 Ohms / 1.1 W

・200 Ohms / 500 mW

・600 Ohms / 220 mW

・IMD: 通常0.02%以下

システム・ノイズ・パフォーマンス

・A-Weighted: -97 dBu

・ダイナミック・レンジ: 通常122dB

物理仕様

寸法: 13.97 cm H x 11.30 cm W x 4.13 cm D

重量: 0.27 kg

標準カメラ・トライポッド・スレッド (1/4" 20 スレッド・インチ毎)、ベルト・クリップ、またはデスク・マウント

電源

電源仕様: PoE 36-52 VDC, 15 Watts max**

** Hear Technologies PRONETまたは同等のPoE +機能付きネットワークスイッチから供給

※0 dBu = 0.775 Vrms

※仕様と外観は予告なく変更される場合があります。