リッチ&タイトなアンビエンスが融合した、究極の「Synchron」ストリングス音源!
「Stage A」と「Stage B」の2つの世界が融合したストリングス音源『SYNCHRON DUALITY STRINGS』で、ストリングス・アンサンブルをより近くで、よりダイレクトに、より鮮明に聴かせましょう。
ルームサイズの異なる2つの収録ステージでサンプリングを行うことで、従来の音源では成し得なかった「広いストリングス・アンサンブルの中で特定のセクションにフォーカスを当てる」演奏を可能にしています。2つの演奏は「Synchron Stage Vienna」で一度に録音されているため、サンプル全体の広がりや奥行き、まとまりを失うことなく、クローズなアンビエンスの演奏を強調できます。
大規模なアンビエントのアンサンブルと、ドライな室内楽サイズのアンサンブル、両方の長所を最大限に活用した演奏可能です。どのように組み合わせても、また別々に使用しても、かつてない柔軟性と表現力を備えた壮大なサウンドをお届けします。
無限の体験を提供する2種類のアンサンブル音源を収録ウィーンに位置するトップクラスの収録用ステージ「Synchron Stage Vienna」において、アンビエンス豊かな「Stage A」、よりルームが小さくデッドな響きの「Stage B」の2ヶ所で演奏されたアンサンブルをサンプリングし、個別に収録しています。
2ヶ所での演奏は、同じ指揮者の指示の下で同時に収録されているため、すべてのアーティキュレーションにおいて音量、音色、ビブラート、音の長さ、フレージングなどが完全に同期しています。Synchron Stage Viennaのユニークなサイズ、柔軟性、技術的能力により、Synchron Duality Stringsは、他のライブラリー・メーカーが夢見ることを実現したのです。
▲アンビエンスの豊かな「Stage A」
▲デッドなアンビエンスの「Stage B」
オリジナルのミックス・ブレンドを作成Stage Aでセットアップされたマイキングは世界トップクラスの映画やテレビ番組にまつわる音楽の収録でも用いられており、幅広く人気の高いストリングス・アンサンブル・サウンドを提供しています。またStage Bの小規模なアンサンブルは2種類のマイキングでレコーディングされ、高音寄り(Bright)/低音寄り(Dark)のバリエーションが用意されています。
この録音環境を活用し、Synchron Stage Viennaのチーフ・エンジニアであるBernd Mazagg氏は、これまでにない柔軟性とクリエイティブなオプションを備えたミキサー・プリセットを作成しました。
2つのルームの雰囲気はもちろん異なり、またアンサンブル自体も対照的です。大編成のアンサンブルはよりふくよかでシンフォニックな響き、小編成のアンサンブルは透明でクリアな音色のため、大編成のアンサンブルとブレンドすることで、より洗練されたストリングス・サウンドが生まれます。
豊富なアーティキュレーションを使いやすくショート・ノート、ロング・ノートに加え、レガートのバリエーション(ノーマル/アジャイル/スラー/ポルタメント)を収録。またアタックとノートのリリースを伴うエスプレッシーヴォ、ピチカート、コル・レーニョ、トレモロのバリエーション、ファスト・レピティション、トリル、ハーモニクス、グリッサンド、レガートとデタッシュのランなど、多種多様な奏法が収録されています。
Synchron Playerの通常のアーティキュレーション切り替え機能に加え、スピッカートとスタッカート、デタッシェとロングノートのアタックのバリエーション、グリッサンドやランなどのような低音と高音間の動きのある演奏など、キーのベロシティを使ってアーティキュレーションを切り替えられるパッチが新たに加わりました。
主な特徴・Synchron Stage Viennaで、音響が異なる2つのストリングス・アンサンブルを同時演奏
・アンビエンス豊かな「Stage A」で録音された、大規模なアンサンブル
・よりルームサイズの小さくドライな「Stage B」で収録された、小規模なアンサンブル
・2種類のルームを組み合わせることも、別々に使用することも可能
・マイク・オプションとミキサー・プリセットを組み合わせて使用可能
・ルームサイズの広い大編成アンサンブルと、よりクローズなマイキングの小編成アンサンブルをシームレスにブレンド
・様々な奏法をカバーするアーティキュレーション
収録内容各セクションの編成
楽器 | Stage A | Stage B | 合計 |
1stバイオリン | 14 | 8 | 22 |
2ndバイオリン | 12 | 6 | 18 |
ヴィオラ | 10 | 5 | 15 |
チェロ | 10 | 5 | 15 |
コントラバス | 6 | 3 | 9 |
マイクロフォン・セットアップStandard ライブラリ(本製品)とExtended ライブラリ(別売)には同じアーティキュレーションが収録されていますが、マイク・ポジションが異なります。
Stage A マイク・ポジション | STD本製品 | EXT別売 |
1. Solo Mic / モノラル | ○ | ◯ |
2. Mid Mic / ステレオ (L/R) | ○ | ◯ |
3. Ribbon Mic / リボン (L/R) | | ◯ |
4. Main/Room / デッカツリー ステレオ (L/R) | ○ | ◯ |
5. Main/Room / デッカツリー ステレオ (Center) | ○ | ◯ |
6. Main Surround / ステレオ (L/R) | | ◯ |
7. High Stereo (3D) / ステレオ (L/R) | | ◯ |
8. High Surround (3D) / ステレオ (L/R) | | ◯ |
Stage B マイク・ポジション | STD本製品 | EXT別売 |
1. Dark Mics / ステレオ (L/R) | ○ | ◯ |
2. Bright Mics / ステレオ (L/R) | | ◯ |
メイン・ステレオ・ルーム・マイクの代わりにメイン・サラウンド・マイクを使用することで、より広大なサウンドのミックスも可能です。またサラウンド・シグナルを他のマイク・シグナルとブレンドすることで、ステレオ・フォーマットでもより緻密でより鮮明なサウンドを得ることができます。
▲Stage A
▲Stage B
没入型サウンドとAuro 3DAuro 3D は、3次元の音声認識を可能にする没入型オーディオ技術です。
ベルギーのAuro Technologies 社は特別なスピーカー構成に基づいてこの技術を開発し、5.1サラウンド構成に対してさらに4つのスピーカーを追加しました。
この4つのスピーカー(いわゆる「高さ」)は、フロント・スピーカーとサラウンド・スピーカーの上に位置し、聞き手の水平軸上における周囲だけでなく、上からも音を発することで、自然な知覚と音響反射をもたらします。
本ライブラリ(スタンダード+エクステンデッド)では、ディスクリート・オーディオ・チャンネルを包括的に選択することで、収録インストゥルメントをAuro 3D とDolby Atmos でミキシングすることができます。
* 別売のエクステンデッド・ライブラリが必要です。SYNCHRON PLAYERハイパフォーマンスな専用エンジン「SYNCHRON PIANOS」を同梱本作には、「SYNCHRON PLAYER」をベースに開発された「SYNCHRON PIANOS」が付属しています。「SYNCHRON PIANOS」には新しいオーディオ・エンジンが搭載されており、前例のないストリーミング・パフォーマンスと洗練された使い勝手を提供します。
「SYNCHRON PIANOS」には5バンドEQ内蔵のミキサー、位相の補正のためのディレイ、アルゴリズミック・リバーブ、フェーズ・スイッチ、フレキシブルなパノラマコントロールも搭載されています。Windows 及び macOS ではVST、AU、およびAAX Native プラグインとして動作します。
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