*予定納期について:お取り寄せ商品の予定納期は、おおよその目安として表記しております。出来る限り最新の情報を掲載しておりますが、メーカーの在庫状況によってはお届けまでお時間を頂く場合もございます。ご了承ください。
*mid-fi electronics製品は基本的に入荷時期によって、グラフィックデザインや色、ノブの種類などの外観が異なります。またハンドメイド品の為、細かな塗装のクラックや傷などがございます。本ページに掲載している写真は「外観の一例でモノクロ写真」となっております。現在の国内代理店に入荷している製品の外観に関する詳細をご確認されたい場合は、別途お問い合わせください。
製品概要Full Frequency Overdriveはmid-fi electronics流のセンスで制作された「フルレンジ&トランスペアレント」なオーバードライブペダルです。
ギターやアンプ本来のトーンを一切スポイルすること無く、オンにするとその名の通り全帯域を持ち上げてサウンドにパンチを与えます。
クリーンブースターからプリアンプ、クランチからミッドゲインのオーバードライブまでなめらかに可変していく、「トランスペアレント系」と称されるドライブペダルと共通したトーンを持っています。
ローゲイン設定ではクリーンブースターやプリアンプとして、明瞭さと心地よい倍音感をトーンにプラスします。
ゲインを上げていくとクランチトーンからミディアムゲインのオーバードライブサウンドまで変化しますが、mid-fiのビルダーDoug Tuttleお気に入りのオールドスクールなビンテージFender Tweedアンプを思わせるトーンを持っています。
フルゲインではリミッティングされたファズ成分も僅かに顔を出し始め、他のトランスペアレント系ペダルとは一線を画するユニークなサウンドを出力します。
更にピッキングダイナミクスや手元のボリューム操作に驚くほど追従し、プレイイング本来のニュアンスを失うことがありません。
クリアで透明感のあるトーンながら、ビンテージアンプライクな空気感とリニアな反応を両立させた、他に類を見ないドライブペダル。mid-fi electornicsだからこそ製作できた傑作です。
技術解説Full Frequency Overdriveは、フラットな周波数特性が特徴的なトランスペアレント系のオーバードライブです。
ゲインセクションはTL071 FET入力タイプ・オペアンプ、クリッピング回路はシリコンダイオード3段(×2 波形の上下)で構成されています。
クリッピングレンジが広めなので、ダイナミクスがつけやすく、ピッキング/フィンガリングのコントロールもしやすいのが利点です。
歪波形は、角が丸い対象なクリップで、奇数次倍音の歪が見られます。
可変幅が広いのでゲインを低く設定するとクリッピング・ダイオードに引っかからないため無歪のフルレンジブースターとして利用できます。
また強くクリッピングさせるとフェンダーアンプのような特徴的な歪感が得られます。
ミドルゲインで美しく、低域を削らずにフラットにドライブできるためベースにも最適だと思います。
速いアタック感ですがそれを抑えるよように働くニュアンスもあり、流石のバランス感に抜群のセンスを感じます。
CONTROLS
OUTPUT:ペダルのアウトプットレベルを設定
INPUT:ゲインを設定。設定によりクリーンブースター~プリアンプ~クランチ~ミディアムゲインオーバードライブまでなめらかに変化します。