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ヘッドホンのBTL駆動をシンプルに実現。BTL駆動専用 のヘッドホン・バッファーアンプ

製品概要BTL-ADAPTERは、飛躍的なサウンドの向上が得られるヘッドホンの「BTL駆動」をシンプルに実現する専用のバッファーアンプです。
オーディオI/Oやキューボックスなどの音楽制作機材、ユニバーサルプレーヤーやDAP、PCなどの再生機の標準ヘッドホン出力を接続するだけで、立体的で精細な表現力に優れた「BTL駆動」でのヘッドホンモニタリングを可能にします。

L/R完全独立のデュアル・モノ・ストラクチャーにより、チャンネル間の完璧なアイソレーションを実現。正確な音場空間、リアルな音像表現、滑らかな瞬発力と鮮明な音の解像度を得ることができます。
BTL-ADAPTERでは、ヘッドホン出力端子とヘッドホンの間に生じる干渉を排除、前段からの信号を音質劣化なく取り出します。その信号は新開発「アクティブZEROインピーダンス出力回路」によって"フラットな駆動電圧"に自動調整されます。

BTL駆動で得られるプロフェッショナルなモニタリング環境はミックスやマスタリング、演奏用のモニタリングデバイスにパワフルに対応。音楽本来のパフォーマンスを余すことなく伝え、あらゆるオーディオリスニングに感動を与えます。
「音が悪くなる要素は何もない、音が良くなる要素も何もない」 リファレンスサウンドのあるべき形を徹底的に追求しています。

※ご利用にはBTL駆動に対応するXLR4ピン仕様のヘッドホン本体が別途必要となります。
* 標準ステレオフォン仕様の HP-ADAPTERもございます。

BTL-ADAPTER の使用方法BTL-ADAPTERはヘッドホン・バッファーアンプであり、ヘッドホン出力とヘッドホンの間に使用し、信号伝送と駆動の大幅な改善を図ります。
様々な音質への利点があるヘッドホンのBTL駆動を、シンプルかつコンパクトに、既存のオーディオシステムの使用感を変えることなく実現できます。

入力端子は6.3mmの標準ステレオフォン入力です。機器のヘッドホン出力端子から付属のTRSフォンケーブル1本で本機のINPUT端子に接続し、4ピンXLR仕様のOUTPUT端子にBTL駆動対応のヘッドホンを接続します。
オーディオインターフェースやCUE BOXなどのボリュームコントロールが装備されたヘッドホン出力端子の信号を受けるため、BTL-ADAPTERには音質劣化の要因となるボリュームコントロールを付ける必要はありません。本機にはゲイン切替スイッチ(MUTE / 0dB / +10dB )が装備され、ボリューム調整は再生機側で行います。



↑【実際の接続例】:左写真はDTMやレコーディングでのセットアップ例。オーディオインターフェースのヘッドホン出力からTRSフォンケーブル1本で接続して音量調整はI/O側で行います(写真はシングルエンド駆動モデルのHP-ADAPTER)。
右写真はスタジオでキューボックスのヘッドホン出力に接続したセットアップ例。キューボックス側でミックスバランスと音量調整を行います。
同様にCDやユニバーサルプレーヤー、DAPなどのヘッドホン出力に接続して使用できます。

* BTL-ADA`TERをマイクスタンドに固定しているアダプターは、iPhoneなどのスマートフォンをマイクスタンドに固定できる汎用のアダプターです。

表現の限界を超える 「BTL駆動方式」

■ L/R完全独立のプッシュ/プル回路による「分離感の大幅な向上」
ヘッドホンのBTL駆動(バランス駆動)に特化した「BTL-ADAPTER」ではヘッドホンモニターにおける究極のサウンド表現を楽しむことができます。
L/R完全独立のプッシュ/プル BTL駆動のクリアさ、力強さは、体感してしまうと戻れなくなるほどのアドバンテージを有します。

通常のシングルエンド駆動方式では、ヘッドホンの「L/Rチャンネル間クロストーク」は、4芯ケーブルで共通グラウンドを最小にできたとしても、3極フォンプラグを使用する限りクリアできない課題です。
本機では「4極XLRコネクター」にモディファイ/リケーブルされたヘッドホンを接続することで、L/Rの配線はアンプ出力からドライバーユニットまで完全に独立した状態になります。LとRの信号が混ざる経路が一切なく、分離感に優れた再生に貢献します。

■ L/Rのグラウンドのアイソレーションによる「デュアル・モノラル」を実現
さらに、BTL駆動に特化する事で実現できた「L/Rのグラウンドのアイソレーション」。これによりBTL-ADAPTERは、L/R完全独立のデュアル・モノ・ストラクチャーとなり、クリーンで正確な動作の基礎をいっそう強固にしました。

電源系統、シグナル系統、そしてグラウンドに至るまで、共有するインピーダンスを一切持ちません。L/R間の完全なるアイソレーションにより、驚くほど正確で広大な音場空間、ぞくぞくするほどにリアルな音像、滑らかで鮮明な音の表現力となります。
小さいようで実は大きい【 最小 】と【 無 】の違いは、BTL駆動でしか得られない領域です。



BTL-ADAPTERの特長



● 送り出し側の機器から、劣化のない「良質なシグナル」を取り出します。
送り出し側の機器は、ラインレベルの信号を出力するという軽快な動作に置き換わります。ヘッドホンの駆動という負荷の大きな動作から解放され、回路に負担をかけず、劣化のない「良質なシグナル」を得ることができます。

● BTL-ADAPTER がヘッドホンを完璧にパワフルにBTL駆動します。
BTL-ADAPTERは、電流供給能力の高い出力バッファーアンプにより、入力信号にパーフェクトに追従した電圧を与え、ヘッドホンの駆動に必要な電流をきっちり供給。L/R完全独立のデュアル・モノ・ストラクチャーでヘッドホンをBTL駆動します。

●「アクティブZEROインピーダンス出力回路(※)」により、理想的な駆動を実現します。
各ヘッドホン、そして周波数で異なるインピーダンス値によって生じていた、ヘッドホンアンプ駆動時の問題の全てを解決。いかなるヘッドホンもパーフェクトに鳴らしきる能力を備えています。

※「アクティブZEROインピーダンス出力回路」とは?
ヘッドホンは周波数ごとにインピーダンス値が大きく異なるため、アンプ側の出力インピーダンスによって再生時の周波数レスポンスも変化してしまいます。
ヘッドホンをフラットな周波数特性で正しく駆動するためには、出力インピーダンスをできる限り低くする必要があり、理論上 0Ω であれば周波数で異なるインピーダンスに対しての周波数レスポンスのばらつきは無くなります。

BTL-ADAPTER / HP-ADAPTERの「アクティブZEROインピーダンス出力回路」は、独自の電子的なフィードバック回路により、出力インピーダンスが 0Ω になるようにコントロールされます。
「究極に低い出力インピーダンス」と「余裕のある電源からの電流供給能力」によって、接続しているヘッドホンのインピーダンスに関係なく、入力信号に完璧に追従した電圧と電流を出力します。それはつまり、どんなヘッドホンでも完璧なフラットレスポンスで駆動できる事も意味しています。

BTL-ADAPTER ターゲットユーザー



■ ミュージシャン
時間軸の分解能が良いためリズムのニュアンスが見えやすく、音程もいっそうシビアに確認できるため、演奏時のプレイバックモニターに最適です。ダイナミクスやピッチの再現性に優れ、演奏ニュアンスを忠実に返してくれるので演奏しやすく、演奏内容やアプローチに対して大きな違いを見出すことができます。

「BTL駆動」では定位・分離感が飛躍的に向上し、ディテールをより明瞭に、立体的に聴きとることができるため、演奏や音作りに対するアプローチ、コントロールの方向性が明確になります。各楽器の役割や立ち位置が分かりやすく、自分の演奏のモニター音量を大きくしなくてもクリアで明確なモニタリングが可能になり、ヘッドホンでも演奏しやすいモニター環境を容易に実現できます。
コンパクトなBTL-ADAPTERとご自身のヘッドホンの組み合わせによって完成する「自分専用のリファレンスモニターシステム」を楽器/機材と一緒に持ち運ぶことで、どんな現場においても均一なモニタリング環境で演奏できるようになります。
良い作品をつくるためには良い演奏が不可欠です。より芸術性の高い演奏を引き出すために、多くのアーティスト/ミュージシャンに使っていただきたいプロフェッショナルツールです。

■ レコーディング・エンジニア
レコーディングエンジニアは良い演奏を良いサウンドで録音し、求められる作品に仕上げたい。良い音で録音するためには、良い演奏をしてもらうことが最も重要です。良い演奏を引き出すための環境作り、特に演奏モニターを提供することは、レコーディングエンジニアの大切な役割の一つです。BTL-ADAPTERはリズムやピッチが取りやすいヘッドホンモニターで演奏をサポートします。

もちろん、ミックスを確認したり、検聴の用途にもBTL-ADAPTERのリファレンスサウンドがプロフェッショナルなモニタリングに貢献します。BTL駆動による圧倒的に自然な音場とリファレンスサウンドは、マスタリングなどの制作用モニタリング・デバイスとしても最適です。

■ コンシュマーオーディオ
アクティブZEROインピーダンス出力回路により、お手持ちの全てのヘッドホンに対しベストなパフォーマンスを発揮します。用途や気分で使い分けたり、多くのコレクションを保有している方には聴く楽しみが増える事と思います。

コンシューマーオーディオでは「バランス駆動」という呼び名で認知度も大きい「BTL駆動」。シンプルな使い勝手でお求めやすい価格のBTL-ADAPTERは、BTL駆動ヘッドホンアンプの入門機としても最適です。しかしながら、サウンドの完成度はフラッグシップとも言えるクオリティーを実現しています。



BTL-ADAPTERが実現する「3つのパーフェクト」

1.周波数レスポンスが「パーフェクト」
出力インピーダンスが 0Ω であれば、理論上はアンプによるロスは発生しません。周波数によって異なるヘッドホンのインピーダンスに対してもロスが無くフラットな特性を示します。それはつまり、どんなヘッドホンでもパーフェクトなフラットレスポンスで駆動できるヘッドホンアンプである事を表しています。



2.ダイナミクスが「パーフェクト」
レンジは広いだけでは意味がなく、レンジの広さと分解能の精度がダイナミクスの質を決定します。BTL-ADAPTERでは、計算しつくされた内部シグナルレベル設定で高い最大レベルと超ローノイズ性能を両立しています。業務器レベルのシグナルやインピーダンスが高いヘッドホンも歪みなく余裕のパワーハンドリング。ラウドなサウンドから微細な残響の消えぎわまで、高精度な解像度、パーフェクトなダイナミクス表現でモニタリングできます。



3.時間軸の分解能が「パーフェクト」
アンプの動作速度もBTL-ADAPTERの特筆すべきポイントです。動作速度が十分でない場合は、波形の変化に追従できず出力波形は変形してしまいます(入力シグナルとは違う波形、つまり歪みを生じてしまいます)。一般的な歪率/THDは高調波歪みであり振幅に対する歪みですが、それとは違い動作速度に由来する歪は時間軸上での歪みとなって現れます。

BTL-ADAPTERはアンプ性能だけでなく、周辺回路からも動作速度を意識した設計となっており、鋭く立ち上がるアタック部分のシグナルにも追従し波形を一切崩しません。テンポ、リズム、ノリ、グルーブ、時間軸の全てにおいてパーフェクトな分解能を誇ります。


製品仕様
Frequency Responce +/-0.5dB , @0dBu out , 50ΩLoad:0.1Hz ~ 50kHz
THD+N @1kHz , +10dBu out , 50Ω Load:< 0.0008%
@1kHz , +14dBu out , 300Ω Load:< 0.0006%
Maximum Output Level 50ΩLoad:+15dBu
300ΩLoad:+21dBu
Maximum Input Level +14dBu
Output Noise Floor -99dBu
Impedance Input:15 kΩ
Output :0Ω
Power Supply DC24V / 500mA(Tip = +)
Size / Weight Size:37×113×61mm (H×D×W)
Weight:195g
付属品・ACアダプター(DC24V)
・TRSフォン-TRSフォンケーブル(2m)
(6.3mm標準ステレオフォン/3.5mmミニステレオフォン変換付)
・取扱説明書、保証書