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2チャンネル・マイクプリ
シンプルで優雅な 5211 は、レコーディング史上最も有名な Rupert Neve マイクロフォン・プリアンプの正統な進化バージョンです。2チャンネル分の愛すべき定番クラシックトーンに72dBのゲイン、正確な設定が行えるハイパスフィルター、可変式 Silk サチュレーション、Rupert Neve が誇るデュアルタップトランスフォーマーを備え、あらゆる信号経路に対して多彩かつ魅力的、そして妥協のないフロントエンドを提供します。つまり、マイクプリアンプとしてあるべき姿を具現化したのがこの 5211 なのです。歴史の継承と進化
5211 は、Rupert Neve Designs の最初の製品である 5012 デュオ・マイクプリの機能、回路設計、フォームファクタの劇的な進化を示し、これらすべてがフラッグシップである Shelford Channel のカスタム出力トランスと組み合わされています。「伝統とモダン」双方で最高の結果をもたらす設計
よりビンテージなトポロジーに沿ってマイク入力トランスを採用している Shelford Channel とは異なって、5211 の入力は完全にトランスレスとなっており、マイクからの信号の明瞭度を最大限引き出します。可変式 Silk とカスタム出力トランスの低ヘッドルームタップによるサチュレーションと組み合わせることで、5211 は厚みと温もりを感じられるトーンから息を呑むほど繊細かつクリアなサウンドまで幅広く対応します。洗練されたプリアンプ
マイクロフォン入力は、マイクロフォンからの信号を可能な限りピュアに扱うためにトランスフォーマーライクアンプ(T.L.A.)構成が採用され、バランス仕様ではありますが、フローティング設計ではありません。この入力は+48Vのファンタム電源スイッチをオフにすると、インピーダンス10kΩの非常に高品位なライン入力として機能します。Silk - シルク
Silk について簡単に説明しましょう。これはユニットの出力段で適用されるトーンオプションで、信号の倍音成分を操作して Rupert Neve 氏のビンテージモジュールに見られる特徴的な彩りを与える機能です。周波数スペクトルを調整しながらネガティブフィードバックを制限して出力トランスフォーマーをサチュレーションさせることで、入力信号がヘッドルーム近辺に達した際の甘く音楽的な拡張がもたらされるのです。各部の特徴
MIC GAIN - マイクゲイン技術仕様 | |
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入力インピーダンス | 8900Ω |
最大入力レベル | +26 dBu @ 1kHz |
ノイズレベル | unweighted、22Hz ~ 22kHz、150Ω入力ターミネーション –104 dBV、-101.9 dBu @ ライン出力、ユニティーゲイン –109 dBV、-107 dBu @ -6dBライン出力、ユニティーゲイン –98 dBV、-96 dBu @ ライン出力、+30dBゲイン –66 dBV、-64 dBu @ ライン出力、+66dBゲイン -128 dBV、-126 dBu @ EIN |
周波数特性 | -0.2 dB @ 10Hz -2.9 dB @ 120kHz |
最大出力レベル | +26.5 dBu @ 1kHz +26 dBu @ 20Hz ~ 30kHz |
THD+N (全高調波歪み率) | 0.0015% Typical @ 1kHz、+20 dBu O/Pレベル、負荷なし 0.02% 以下 @ 20Hz、+20 dBu O/Pレベル、負荷なし |
THD+N (Silkオン時) | 0.03% (ほぼ3次倍音) @ 100Hz、+20 dBu O/Pレベル、負荷なし、Texture最小 1.5% (ほぼ2次倍音) @ 100Hz、+20 dBu O/Pレベル、負荷なし、Texture最大 |
その他 | 電源:100V~240VAC / 35W (最大) 外形寸法 : 44 × 480 × 190 mm (H×W×D) ※突起物含まず 重量:3.5 kg (実測値) |
仕様は予告なく変更となる場合があります。 |