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製品概要従来、MIDIコントロール不可能だったCV/GATE方式のシンセサイザーを自由にMIDIコントロールさせるために数々のMIDI→CVコンバーターを開発してきたKENTON社の最新マルチチャンネルモデルがこのPRO-2000MkIIです。同社の名機PRO-2/2000をよりバージョンアップさせた本機は、独立した2系統のMIDI→CVコンバーターを備え、CVはV/Oct、Hz/Vの両方式に対応、ゲート方式も5種類を用意しているため幅広いアナログシンセサイザーに対応します。また、AUX出力も6系統装備しているため、任意のMIDIコントローラーをアサインしてモジュラーシンセや各種CV入力を装備したアナログシンセを効果的にコントロールすることも可能です。AUX出力にはCV/GATE/TRIGGERパラメーターのアサインも可能なため、最大で何と5系統のアナログシンセをコントロールすることも可能です。
9種類の波形を持つMIDIシンク可能なLFOやポルタメントを本体内に2基内蔵しており、CV/GATEだけではコントロール不可能であることの多いこれらのパラメーターをMIDIでコントロールできるのは大きな魅力です。また、2系統のMIDIチャンネルフィルターも搭載、YAMAHA DX7等のMIDI送信チャンネルが固定された機器やオムニモードでしかMIDIを受信しない機器のMIDIチャンネルの設定ができます。
更に、SYNC24端子やクロック出力も用意。ROLAND TR-606/808/909、TB-303やMC-202をMIDIに同期させてコントロールすることや、アルペジエイターをMIDIクロックに同期させたりすることも可能です。オプションで同社独自のKADIポート(WASPポートと切り換え)やDCBポート等も用意され、様々なヴィンテージシンセサイザーのコンバーターとして万全な仕様となっています。
特徴
・全てのタイプのモノシンセのコントロールが可能
・非常に高速なレスポンス
・定評ある高信頼性設計
・ピッチCVには高精度な16bit D/Aコンバーターを採用
・12bit D/Aコンバーターを採用したAUX CV出力
・MIDI IN/OUT(MIDIチャンネルフィルター、SysExダンプ対応)/THRU
・DIN SYNC 24出力端子
・四分音符の1/1〜12、24、48のレート設定が可能なクロック出力
・V/Oct、Hz/V両対応
・ソフトウェアコントロール可能なファインチューン/スケール
・上下12半音のコースチューン(トランスポーズ)
・調整可能なピッチベンドレンジ(±12半音)
・5種類のゲート(+15VまでのVトリガー、プルアップの有無を選べるSトリガー)
・マルチ/シングルトリガー
・後着/低音/高音優先モード切替可能
・直前のノートを記憶するためトリル演奏に対応
・メインCVにレガート時のみ動作するポルタメントを適用可能
・選択可能なポルタメントコントローラー
・どのMIDIコントローラーでも使用可能なプログラマブルAUX CV出力×6
・ランダムを含む9種類の波形を持つ2系統のLFO
・MIDIシンク可能なLFOはピッチCV/AUX CVをモジュレート可能
・LFO→CV、LFO→AUXは独立コントロール可能
・OMNIモードのシンセを任意のチャンネルで動作させるMIDIチャンネルフィルター
・SysExにより全てのパラメーターをコントロール可能
・SysExダンプによる本体設定の書き出し/読み込みに対応
・不揮発性メモリーに設定を保存可能
・受信したMIDI情報を確認できるMIDIモニターモードを装備
・独立したMIDIチャンネルで動作するKADIまたはDCBポートを増設可能(別売)
製品仕様 | |
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コンバーター | CV/GATE2系統+6AUX、SYNC24、CLOCK |
対応CV | V/Oct.、Hz/V |
対応ゲート | 5種類(S-TRIG含む) |
内蔵LFO(2基) | 三角波、ノコギリ波(上昇/下降)、パルス波(10、20、30、40、50%)、サンプル&ホールド |
出力 | CV×2(-1〜+8V)、GATE×2(0〜+15V)、AUX×6(-13〜+13V)、SYNC 24、CLOCK |
MIDI | IN、OUT、THRU |
オプション | DCBポート、KADI/WASPポート |
電源 | AC100〜120V 50/60Hz |
外形寸法 | 幅 : 280mm 奥行き : 132mm 高さ : 42mm |
重量 | 2.5Kg |