CL2A

オプティカル素子を使用したゲインリダクション回路はインプットトランスの後に位置しており、それを経由した信号は真空管を使用したプッシュプル出力回路（ゲイン：-∞〜+10dB）へと導かれます。インプットとアウトプットは静電シールドつきトランスを使用し、完全バランス、フローティング仕様となっています。

フロントパネルには3ポジション（Link1, Off, Link2）の切替スイッチがあり、本機をステレオモードで使用するほか、複数台のCL2Aをリンクする時に使用します。電源とサイドチェーンはソリッドステート回路で構成されており、出力段の+B電源部を除くすべてのDC電源電圧は安定化されています。