PC/Macの64bitOSを最大限に活かすよう設計されて生まれて来た新世代DAWのStudio Oneはバージョンアップを繰り返すたびにより強力になり、いまはもう3代目。その中でも最上位グレードにあたる『Studio One 3 Professional』に、1024ステップの解像度を誇るAlps製最高級フェーダーを採用したリモートコントローラー『FaderPort』が付いてくる!通常¥18,000が実質¥0になる特別バンドルを数量限定販売します!
◉Studio One
アレンジャートラック
新たな機能としてアレンジャートラックを搭載。こちらもカラフルな表示によってIntro,Verseといった振り分けが可能で、視認性のアップ・プレイバック位置のクイックアクセスを実現しています。しかしこの機能は次の機能と連携することでさらに力を発揮します。
美しいグラフィック
一見してスマートな見栄えのセミフラットデザインにもご注目。波形やトラックがカラフルに描かれることで楽器セクションの把握が直感的に行えるように見えます。また、高DPIの描画によって大画面での視認性がアップ。iMacの5Kモデルでも美しく表示されるようになりました。細かい部分ではユーザーでカスタマイズが可能なインターフェースが特徴となっており、この画面では上を波形編集セクション、下をミックスセクションと分けることでウィンドウの切り替えの手間がないシームレスな画面構成にしています。
Scratch Pad
Presonusは今までにない編集ワークフローとして”Scratch Pad”を実装。プロジェクトの本線となるタイムラインとはまた別にタイムラインを追加することができ、アレンジャートラックをドラック&ドロップすることで本線のタイムライン上に直接手を加えることなく新たなアイディアを試すことができます。もちろん、気に食わなければデリート、よりよいものができればまたドラッグ&ドロップで本線上へ戻す事で素早く入れ替える事ができます。(※Artist版は非搭載)
Extended FX Chain
そして今までにない機能としてもう一つ、”Extended FX Chain”を実装。プラグインを自在にルーティングする事で、高域と低域でコンプレッサーのかかり具合や種類まで設定する事ができます。スプリッターには同じ信号を分配するパラレル、周波数分岐、チャンネル分岐ができるようになっており、精密なミックスからアイディア次第で飛び道具的なエフェクトを構築する事が可能です。
そしてこの機能はエフェクトのみに限らず、インストゥルメントにも同様の機能が適用できます。例えば2OSCのソフトウェアシンセサイザーを3パラして6OSCの強烈なシンセサイザーへと変貌させる事も可能なのです!!
新たなインストゥルメンツ
インストゥルメントつながりで、付属インストゥルメントが新たに2種類追加されています。ポリフォニックのアナログモデリングシンセサイザーとして「Mai Tai」、従来のものからパワーアップされたサンプラー「Presence XT」が収録されています。Professionalには14GBにも及ぶサウンドライブラリが付属しており、なんとEXS・Kontakt・Gigaといった形式のサンプルライブラリを読み込む事ができます!
タッチデバイスの本格サポート
本バージョンからタッチデバイスの本格サポートを実装。映像ではSlateMediaTechnology社のRAVEN MTiを使用してマルチタッチ操作を実践しています。直感的な操作はさる事ながら入力デバイスを極力減らしたスマートな制作環境の構築や、フェーダーオートメーションの作業性向上等実用的な面も大きいと思います。さらに、近日iPadアプリリリース予定とはなっていますがリモートコントロール機能を搭載しており、ミックス、エフェクト、トランスポートのコントロール、コマンドやマクロの実行、インサートやセンドの編集、オーディオFX、Note FX、インストゥルメント・パラメーターへのアクセスができるようになっています。実際にはどうなるかはわかりませんが、モニタリングコントロールやアーティストキューミックスに使用できると便利かもしれませんね。
※ご紹介した新機能はProfessional版のものです。Artist版は一部搭載されていない機能がありますのでご注意ください。
Studio One 3のパッケージ版は6月下旬発売となりますが、4月1日以降にStudio Oneを購入されている方は無償アップグレードが可能です。該当の方はPresonusマイページにてアップグレードボタンを押す事によりStudio One 3を使用する事が可能です。
記事内に掲載されている価格は 2015年10月28日 時点での価格となります。
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