Orion Studio Synergy Coreに搭載されたAntelope独自のSynergy Coreプラットフォームは、FPGAとDSPを1つに統合したもので、6つのDSPと2つのFPGAのシナジー効果(相乗効果)で高速に処理を行います。クラウドコンピューティングとモバイルテクノロジ向けに開発された最新世代の6xARMベースDSPチップと並行して、FPGAの並列処理能力を利用します。これはホストCPUを占有することなく、エフェクト処理を専用チップにオフロードすることでDAWを安定させ、バッファサイズの縮小、レイテンシー短縮、エフェクト処理をホストMacまたはPCから解放し、CPUを占有するVSTシンセやネイティブベースのエフェクトにパワーを集中させる事が可能になります。
・Thunderbolt™3およびUSB 2.0接続で、最新のWindowsまたはmacOSコンピューター上のDAWで動作します。
・192kHz対応のクラス最高峰 AD/DAコンバーターは、A/D変換=124db、D/A変換(モニター出力)=130dbのダイナミックレンジを実現
・オーブン制御水晶発振器を備えた64ビット音響焦点クロッキング
・2マスタリンググレードステレオモニター出力
・2つの個別ステレオヘッドフォン出力
・2つのインサーションと2つのReAmp出力
・2xADAT、S/PDIF、ワードクロックデジタルI/O
・DB25コネクタの16ライン出力
・統合されたTalkbackマイク
・柔軟な信号ルーティングを備えた直感的なソフトウェアコントロールパネル
ディスクリートトランジスタのマイクプリは非常に優れたサウンドを実現し、Edge&Vergeモデリングコンデンサーマイクで最高の性能を発揮します。
すべてのOrion Studio Synergy Coreアナログ入力には、プリアンプ制御をバイパスして、ラインイン信号をコンバーターに直接記録できるダイレクトイン機能があります。
FPGAプラグインをDAW音源に使用する場合、これまでは専用コンソール上でプラグインをインサートして、DAW音源から内部ルーティングを介してコンソールに信号を送り、DAWに戻す工程が必要でした。
DAWプラグインとして直接インサートを行うために開発されたのがAFX2DAWで、気軽に簡単にFPGAプラグインを使用する事が出来るようになりました。MacOS Thunderboltで利用可能、詳しくはメーカーサイトをご確認下さい。
Orion Studio Synergy Coreの ACCUSONIC 3Dモデリングエンジンを使用すると、別売りのAntelope Audio EdgeおよびVergeモデリングマイクを高価なビンテージレプリカに変換できます。近接効果を完全に制御して最終的なサウンドを形作り、録音中または録音後に極性パターンを変更可能。クラシックで珍しいマイクのコレクションから選択して、ライブでモニターおよび録音し、ミュージシャンの最高のパフォーマンスを引き出します。
※別売りの」Antelope Audio EdgeおよびVergeモデリングマイクで利用可能
Orion Studio Synergy Core にはリアルタイムエフェクトが50種類付属しており、レコーディング、ミキシング、マスタリングに必要なエフェクトが全て含まれています。エフェクトラインナップの詳細はこちらをご確認下さい。
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